自然素材

何よりも‟私が大好きな自然素材「木」”

私は、地元の神社、仏閣建築に携わる工務店一家に生まれました。
ですので、物心がついてからの遊び場はもちろん、大きくてたくましい梁や柱に囲まれた現場で片づけのお手伝いをしたり、木の香りいっぱいの加工場のすみで木っ端を積み木にして遊んだり、削り屑を掃除しておばあちゃんにお小遣いをもらうのを楽しみにしていた思い出があります。

小さい時から五感に触れていた「木」。
今、私自身が加工することになり感じるのは

形や木目のどれ一つとして同じものがない尊い木材を見ながら話をすること
桧、杉、ケヤキ、栗など リラックスするいろいろな香り
硬かったり柔らかかったり温かかったりする心地よい手触り
ノミを入れる加工時の音やのこぎりを引く時のザクザクと心地よい音
そんな味わいを五感に感じながら仕事が出来ることが幸せでなりません。


今、生産性や効率性を求め機械や金物が発達し、それに頼り「技で木を扱う」ということが見られなくなっていいると思います。なんとなく木や機械に扱われているように感じます。

私は「木を技で扱う」。
伝統的な「技」は木の狂いを防ぎ直します。弱くなりがちな継ぎ目を技で強く繋ぎます。
技で見せるかっこういいデザインや大工道具を使って作る楽しさをお客様や大工後継者に「木と技のすばらしさ」を伝えていきたいと思います。

木は地球の宝

日本の国土の約7割が森林。(66%)
今、日本の山では戦後に植えた杉や檜が50年以上経ち森林循環も考えると木造住宅に使うべきタイミングであります。
木は生長の時に二酸化炭素を吸います。木造建築に使うことでそのまま炭素貯蔵され長い間固定化され、また植林した木が生長時に二酸化炭素を吸ってくれます。

木は日本の再生可能な資源であり
CO2を吸収し固定化する地球の宝ではないでしょうか?

自然素材・木材による効果

「免疫機能改善効果」
最近の研究では、木材、森林等の自然由来の刺激(見る、触れる、匂いを嗅ぐ、聴く)を受けると生理的リラックス効果があり免疫機能改善効果があると研究結果があります。※病気になりにくい体になる

「リラックス効果」
香りを嗅ぐ、触れることで副交感神経が上昇し体が生理的にリラックスする

「ストレス緩和」
手や足で素材の上に手を置くだけで木材は他の素材に比べて脳前頭前野が沈静化(ストレス沈静化)する

「調質効果による睡眠効果」
木材による調質効果が夜間睡眠の眠りの深い時間を長くし良質な睡眠空間を作る

「抗菌効果」
木材は抗菌効果も優れています。

※新建材による表面を樹脂でコーティングされたものは木材が持っている調質効果を発揮できません。塗料などにも自然素材を活かした材料を選定しております。

そのほかにも、集中力が高まるなど沢山の効果がある自然素材を施工する私が感じながら皆様におすすめしております。

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