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今週のGoチョイス一言
「良い時こそ謙虚であれ」
元プロ野球選手のお父様から教えていただいた言葉。
大学野球で日本一になり
「わー!」と
周りの人たちと一緒になり騒いでいる後輩の両親を
応援席から見ていて違和感を感じた。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
仕事の打ち合わせの合間に
自分が感じた実体験を交えて
独立したての私に教えてくれた大切な一言。
自分を正す大切な一言です。
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いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
日本一暑い町「伊勢崎市」から
地球温暖化から地球沸騰化と
言われ出した今日この頃
次世代へ良い環境を残すべく
行動をしっかりと取っていこう!
この暑さを実感しながら熱く誓う!
剛(ごう)です。
今回は、ここまでの気候の急な変動が各地で起こっているなか
これからの住宅建築に必要と考え、計画し、建築されたシェアスペース“小屋“
「オールタイムリアルZEH」について
一つお付き合いください。
〜オフグリッド計画〜商用電源に頼らない電力の自給自足
シェアスペース“小屋“を計画するにあたり当初は
高気密高断熱(小さなエネルギーで電力を賄える)温熱性能+太陽光発電+蓄電池
=電力のOFFGRID(オフグリッド)
商用電源を建物に「管を繋がない」計画でスタートしました。
安心の防水性とすっきりデザインの‟太陽光発電”
株式会社カナメ
屋根一体型太陽光カナメソーラールーフ
335W×20枚
総出力数6.7KW(申請出力5.5KW)
https://www.caname-solar.jp/products/solar_roof/
選んだ理由としましては、2つ。
防水性:下地上の防水シートの上へ「角波」※折半屋根を施工し
その上へ太陽光パネルを載せる。十分な防水性で安心。
デザイン性:屋根一体型なので太陽光パネルが載っているように思えないデザイン。パネルサイズに屋根を割り付け計画し、スッキリとしたデザイン納まりました。
世界一安全な電池を目指す‟蓄電システム”
当初、蓄電池は中古のフォークリフトのバッテリーを使用するシステムで
吉田軍師殿と佐藤博士さんから学びながら計画をスタートしました。
しかし、この仕様で暮らす先進的な人たちの経験を聞かせていただき
・メンテナンス性(水の補給など)
・トラブル時の対応
・劣化問題
この3点について考えなければなりませんでした。
今後、剛工務店が蓄電システムをお客様に勧めるにあたり
お客様が自分で全てこの3点を対応可能な人で、ご了承のうえであれば
お薦めできる素晴らしいシステムなのですが
大概は、無理であると判断。
安心で安全な蓄電システムを取り入れようと変更し
PV-NETの会員様の「(有)ぎょうむ 大庭様」を佐藤さんから
ご紹介いただき製品を探しました。
大庭さんが苦戦の末、自信を持って進めてくれた
蓄電システムが
エリーパワー株式会社
全負荷型ハイブリッド蓄電システム
POWER iE5 GRID
https://www.eliiypower.co.jp/
蓄電容量 5.4kWh
ホームページのはじめのページに出てくる
concept
「世界一安全な電池を作ること」
お~、素晴らしい、、、
研究開発から製造までを国内自社工場で
大型リチウムイオン電池を製造。
電池セル100%自社工場製造の会社。
これは、他国のものと比べると
万が一の故障時でも、製品が国内にあるため
当日、もしく次の日には復旧が可能という
メンテナンススピードが格段に違うことで
生活の影響も最小限で済む。
電池の最終処理までもしっかりと考えられ、責任を感じられます。
電池の安全な回収、再資源化まで考えられた処理方法を確立。
環境省から、蓄電システムの一般廃棄物・産業廃棄物の「広域認定」を取得。
工場見学に訪れた際に
・釘刺し実験
・圧壊実験
を見させていただました。
貫通試験や過放電試験など11項目の厳しい試験にも
発煙、発火も起こらない安全性を目の当たりに
世界で厳格なTüF安全認証を取得した唯一の電池に
驚きと製品の安全性に感銘いたしました。
これであれば、万が一の災害時に何かが刺さったり
潰されても火災などの心配はないと実感。
さらに、2つの15年保証
①業界No、1となる15年容量保証
・充電可能容量が初期容量の70%を下回った場合、補償により蓄電池ユニットを代替品と交換。
②15年のシステム保証
・システム機器が故障した際は無償にて点検・修理いただける。
さらに、安心な24時間365日モニター
・専用の通信装置で稼働状況をモニタリング。
万が一、以上があるときは、カスタマーセンターから直接または販売店経由でお客様に確認を行ってくれます。
さらにさらに!
停電時でも、全負荷型ハイブリッド蓄電システムだから
特定負荷型とは異なり、
「全ての家電とコンセントを使える。」
いつもと同じように生活など送ることが可能。
本当に安心です。
先日も、少し気になる部分があったので、担当の大平様に連絡して
モニタリングなども見てもらいながら対応してもらい解決いたしました。
いつも、親切丁寧にご対応いただき、大平様には感謝です。
実現!オールタイムリアルZEH
現在、稼働中のシェアスペース“小屋“
床面積 232.17㎡ (7坪) ロフト 9.93㎡(3坪)
Ua値0.24W/㎡K
C値 0.3㎠/㎡
Heat20 G2以上
高気密高断熱+太陽光発電+蓄電システム=オールタイムリアルZEH
主に使用している家電は
・エアコン2.2kwh(6畳用)
・冷蔵庫420L
・IHキッチン+レンジフード
・パソコン
・コピー機
・各所照明
昼間は、太陽光パネルで発電された電力で賄われ
夜は、蓄電システムに溜まった電力で賄われる。
商用電源を使用することなく、今のところ活用できております。
工具の使用、電池の充電もこちらから可能となっております。
冬に関しても、工事中の大寒波の日でも
夕方、無暖房で室温21℃を保っていました。
同じく、冬季もオールタイムリアルZEHで実現可能あると認識しております。
当初、この蓄電システムに決定した後も
商用電源に管を繋げることなく、電力の自給自足で自立して
シェアスペース“小屋“を運営使用と考えておりましたが
高気密高断熱仕様なので、電力の使用状況によっては
発電が上回り、余ってしまう可能性が大。
そうなると、その分は
「熱で放出」するだけになってしまう。
本末転倒。やった意味がなくなってしまう。
それなので、繋げていただき余り分は「売電」することに決定いたしました。
電力需給逼迫時も電力供給を自立する~シェアスペース“小屋“~
2022年3月電力需給逼迫警報
2022年6月電力需給逼迫注意報
はじめて発令されました。
原因に
・災害による発電所の停止
・火力発電所の老朽化による休廃止
・火力発電によるCO2排出問題
・記録的な寒波や猛暑による急激な電力需要
・ウクライナ情勢の悪化による発電燃料の調達難
・原子力発電所の停止。再生可能エネルギー転換の遅れ
などの要因で電力需給逼迫問題が起こっています。
電力需給逼迫が続くと大規模停電やブラックアウト、
東日本大震災で経験した計画停電など、生活に大きな影響が出ることが考えられます。
エネルギー赤ちゃんの日本、調達国とトラブルによるエネルギー危機に陥る可能性があることも。
このように、日本の電力不足は、根本的な解決策がとられていない現状であります。
このような状況回避には、やはり
一人一人が小さなエネルギーで暮らすことや
小さなエネルギーで暮らす住宅を増やしていくことが大切になってくるのだと思います。
シェアスペース“小屋“で出来る貢献
シェアスペース“小屋“は
小さなエネルギーで使用できる建物
・CO2の削減
・電力需給逼迫時も自立して発電可能
・電力需給逼迫時も逆に電力を供給
などが貢献できていると思います。
シェアスペースを事業計画するにあたり、
とても重要なポイントとして考えたのが、、、
“地域の避難所に“
万が一の電力遮断時でも
(電力需給逼迫時や災害時の停電の時)
・地域の電力ステーションとして
・夏季はエアコンで熱中症対策として可能
・冬は太陽熱で暖かく寒さ対策として可能
・冷蔵庫も使用でき食材管理も可能
普段通りの生活に近い電力の使用が可能であるため
地域の人たちの“避難所“に使ってもらうことが出来ます。
今後は,使用しながら可能性を探り
社会貢献を主としたシェアスペース“小屋“を
皆様に活用していただけたらと思っております。
近くにお越しの際は
是非、シェアスペースを体験、体感に寄っていただけたら嬉しく思います。
まだまだ暑い日が続きます。
皆様、熱中症にならないよう気をつけてお過ごしください。
最後までお付き合いいただきありがとういございました。
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剛工務店は群馬県伊勢崎市で、高気密高断熱住宅、暮らしを豊かにするお家を自然素材と匠の技でつくる大工工務店。Ua値0.3以下、C値0.3以下、耐震等級3(許容応力度計算)を基本仕様。新築、リフォーム、リノベーションを行う工務店です。
規矩準縄の家
剛工務店
代表 生形 剛
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