受け継ぐ

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いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

最近、毎週日曜日にYoutubeプレミアム公開される
BUCK-TICKライブを見るのが
ここ1ヶ月の楽しみになってる。剛(ごう)です。

私は、高校まで平和町(へいわちょう)というところで
家族と暮らしていました。

今でも小さい頃の夢の出てくる風景や家は
平和町の時に住んでいた家。

小さい家で
一人一人の部屋がなくて
2階の廊下で、兄と机を並べ
毎日兄弟喧嘩をし
何度も卓袱台を父にひっくり返され
ボコボコになった天板。
家族が近かった家と町内の風景。

小さい頃は、近くの家具屋さん「宝船」で、
かくれんぼをして店員さんによく怒られたり
隣のスケート場の跡地や宝船の南の広い空き地で
友達とカラーボール野球やドロケイを
やったりキャッチボールで近所のガラスを
よく割って怒られたりと沢山の思い出があります。

お祭り会場は歩いて2分ほどの場所にあって
その時期になると、あちこちで祭り囃子が

「ドンチャカ、ドンチャカ」
夜遅くまで賑わうところで

毎週土曜日のお昼頃に
「チンチーン」と
おじさんが屋台を引きながら
甘塩っぱい醤油漬けの天ぷらやコロッケを
売りに回ってきます。

うちでは
「チンチン屋が来たよ!」と
慌てて表に飛び出して買いに
いったものです。

そのコロッケが後に
「伊勢崎神社コロッケ」
と言う名前で、テレビに出たりして
B級グルメとして有名になり
今では居酒屋さんのメニューとして
伊勢崎では愛されております。

その幼少期の思い出深い平和町。
幼馴染の南の家の解体工事を請け負った時に
とっておいた解体材について
ブログにまとめてみました。

一つお付き合いください。

神棚のイチョウ板

当時、小さいころ過ごした町内の風景もだいぶ変わってしまい
この家も解体することに、また思い出の風景が無くなる寂しい気持ちもありながら
解体工事を行なったことを覚えています。

工事に入る前に、建物内を整理していると
神棚とお宮が手作りの素晴らしい神棚だったので
勉強のために、先に自分の手で解体させていただき
先人のお仕事を学ばせていただきました。

その時の神棚だったイチョウの板を
厚みはそんなにありませんでしたが、
6尺(1.82センチ)の1尺5寸(455ミリ)欠けるくらいあったものを
処分せずにとっておきました。

イチョウの木は、カウンター天板や碁盤や将棋盤やまな板に使われたりします。
まな板材として、誰か使う人に削り直して譲ってやろう。


そう思っていたりしたのですが、そのまま置き場の奥に眠らせたままになっていました。
今回、剛工務店シェアスペースの飾り棚の天板に使おう!
と、奥から出してきたところ、、、、

縦横に細かく入った線の跡



表面を見ると、代々大切に扱われ、受け継がれて使われてきたのではないかと思われる。
痕跡があります。



縦横に細かく入った線が沢山。

推測するに、始めは、家族の生活の営みとして食べるための作業台の「まな板」としてその家で長年大切に使われきた。
その後、商売を始め、神棚として再利用され、そのお家の商売繁盛と家族を見守って来たのではないかと思いました。

しかし、まな板にしたら長さが長いな?
昔、ここの家主は「飲食店」でもやっていたのではないか?と思い。

気になり
隣で長年「やきそば店」を営む店長に聞いてみたら、昔、その家は飲食店はやってないが、「桐下駄職人」だったらしい。そうなると、このイチョウの板は違う使われ方をされて来た事も考えられる。

桐下駄の細かい部材を加工する為に使われてきたのではないか?
となると、桐下駄職人としてイチョウの板を作業台として長年使って来た。
桐下駄職人として、

商売繁盛の為に、家族を見守ってもらうために神棚は作らなきゃ!

ってことで

やっぱり高級板であり家族の暮らしを支える為に使われてきた
この作業台はこのうちではとても
「大切な価値のある板材」
ならば
うちを見守ってくださる
「神棚として」
もってこいの板である!
と、なったのではないかと思ったりもします。

あくまで私の憶測です。

また、もう一つ。ネットで調べると
家族の母親もしくはお祖母様がお着物やお洋服を生地を使って作り出す「裁ち板」として長年使用してきたものを神棚へ再利用した。
イチョウは木肌が滑らかなので生地を痛めにくい特徴がある。
これが一番近いのかな?と思ったりします。

色々と他の憶測もできますが、
この長年使われてきた黒光りする表面と縦横斜めの線は
間違いなく色々な用途に使われ、
長年「受け継がれ」
この家の家族を見守ってきたことは間違いありません。

受け継ぐ



そして、今度は私が再利用させていただきます。
どの鉋で新たに命を灯そうか?と
3台選び鉋掛けさせていただきました。



全部綺麗に削ってしまうこともできたのですが
表面の黒光りした部分。
細かい線の後を多少残しておきます。



それは、以前、僕が幼少期に過ごした町内の家族の「暮らし」「営み」を守ってきたこの「イチョウの板」に感謝の気持ちを込めて。
そして、「作業台」として使われ、傷が付こうとも何かの思いをもって「神棚」として、大事に再利用し、長年使ってきた家族への敬意を払い。
そして、私の幼少期から高校3年までお世話になった町内への恩返しと。
懐かしい見て来た良い思い出と景色をこの中残すため。

ひと部分だけ艶々と触り心地良く、長年の歴史を感じる部分を残しました。

皆様もシェアスペースにお越しの際は、触って見てください。

飾り棚として



一輪挿し
姪っ子からもらったプレゼント
置物
小さな絵
心にくる一言

また新たな思いを「飾り棚」として
受け継いで行きたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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