いつもブログを読んでくださりありがとうざいます。
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雨が降るとより一層、花粉症がひどくなる
不思議な現象に悩まされています。
剛（ごう）です。
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今日で地下鉄サリン事件から28年だそうです。
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当時、高校3年生
高崎駅から「だるま」を受け取り
新幹線で大阪に向かう電車のアナウンスで
「不審物を見つけましたら係員にご連絡ください」
春の選抜甲子園に向かう車中
ずっとアナウンスされていたのを覚えています。
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そして、阪神大震災から28年にもなります。
また、東北大震災から12年。
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平和な世の中を願うとともに
住宅を建築する実務者として
「大切な命を守る」
施工をしていきたいと改めて思います。
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今日はある説明会に参加しまして、
はじめにいただいた質問
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「大切な人はいますか？」
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剛工務店がお客様に
どのような気構えでヒアリングし
計画を行い、見積提案する。
受注後の施工もそうですが
いつも思っていること
無意識にやっていることが
頭に思い浮かびました。
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一つお付き合いいただけたらと思います。

「家族」

「家族」
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と、質問には答えさせていただきました。
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大切な家族を守るために
健康を維持して家族に負担をかけない
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説明会の内容にこのようなことがありながら
聞いていたのですが
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お客様とのヒアリング、計画、提案で
無意識に大切に行っていたこと
それは
「家族」となり
聞き取り、考えて計画をし、提案すること。
もちろん本物の家族ではないのですが
考える時に「家族」になって考えているんです。
お客様も大切な人であり
その家族や未来に、そして新たに生まれる家族のことを考えて、
現在の負担、未来の負担を減らし、
いつまでも健康でいられる安心安全な
間取りや動線、納まりを計画することは大切です。

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思い出していたのが

何年か前にリフォームをご依頼いただいた
お家のこと、、、、

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友人からご紹介いただいたおうちで
これまで亡くなったお父様が
何度も、こっちを広げ、あっちを広げと
増築を繰り返してきた間取りで
納まりがとても複雑なお家。
特に屋根が入り組んでいて
入り組むということは
雨漏りの原因と大きく繋がります。
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まさに、お家の周り、庭中に立つ高木からの
葉っぱによる雨樋のつまりや
複雑に絡む入り隅や谷部からの
雨漏りが原因で軒先と壁、床の痛みの
激しいお家でした。
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伺いますと
ご高齢のお母様と息子さん（長男）が
対応してくださいました。
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お母様がご高齢なので
娘さん家族のお家に引っ越すことを
勧めたそうなのですが
お母様は

どうしても
「この家でずっと過ごしたい」
⁡ということ

息子さん2人と娘さんは
お母様のこの気持ちを尊重して
大切にしていて
息子さん2人と娘さんが交代で実家に泊まり
お母様と過ごしている素晴らしい家族でした。
お母様との時間を負担としている様子は全くなく
むしろこの時間と空間を大切にしている
素敵な家族でした。
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私としては、限られた予算の中で
お母様を始め、ご家族の負担少なく
大切な時間と空間で過ごしてもらうために
どのようなことがお手伝いできるのか？
お話ししながら見つけます。
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このときに「家族」になりながら
話し、考えているんだと思います。
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・お母様の毎日している「お昼寝」の場所
・交代で泊まりに来る家族の過ごす部屋の快適性
・雨樋や谷部に溜まってしまう葉っぱについて
・玄関の屋根がこのお家のシンボルであること
・何かの時には、家族がみんなで集まる大切な場所であること
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「家族」として、
維持管理に家族の負担にならない方法。
お母様の過ごすスペースの快適性。
家族の大切にしてきたもの、しているもの。
をどう残しながら修繕していくかを考え計画しました。
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家族の過ごす部屋とお母様の過ごす部屋の
断熱工事で快適性を上げることはもちろん。
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特に瓦屋さんに何度も相談し考えた
「屋根の納まり」について
壊して、形の違う方法をとれば簡単なんだけれども
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家族のシンボルの玄関屋根の形をできるだけ崩さずに
傷んだ部分を直し、葉っぱの詰まりにくい、掃除しやすい納まり。
さらになるべくお金がかからないように。

ゲリラ豪雨が激しい、空調服なしでは
工事出来ない激しい暑さの時期に
瓦屋さんと協力して納めた
あの屋根は大変でしたが、
「家族」のシンボルを守りつつ
掃除のしやすさも
喜んでもらえたことを
嬉しく覚えています。

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工事中も仲睦まじく会話している
この家族のこの空間が、とても居心地よくて
毎日現場に行くのが楽しみでした。
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シンボルの玄関前の
素敵な家族の集合写真が
玄関ポーチに飾られ増えていく
素敵な空間が続きますように
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「相手の立場になって考え行動する」
東北大震災の支援活動での常に心がけていたこと

「大切な人はいますか？」

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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