いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
先週、私が所属する団体の総会が開催されました。
懇親会には、沢山のOB・OGにご参加いただきます。
お酒を注ぎに回らせてもらっておりますと
嬉しいことに
「お!読んでるよ!ブログ毎週!」
お声がけいただいたり
「知らない漢字があるから
間違ってんじゃないかな〜?
と、思って調べてみると、、、
なるほど〜こんな漢字もあるんだ〜
なんて思ったりね。」
読み込んでくれる有難さを感じたり
「どうだい?調子は?」
「どうだい?その後は?」
シェアスペースやHPを開設してからの状況や
最近の状況を気にしてくれていたり
卒業後も変わらずに後輩のことを
気にして、見守っていてくれている
OB・OGの優しさに感謝している
剛(ごう)です。
所属団体で今年度は、柄にもなく総務委員会に所属
アドバイザーという役もいただいておりますが
初の委員会なので、逆に学ばせてもらいながら
活動に参加させていただいております。
総会に向け
ここ2週間くらいは、
LINEグループ、メッセンジャーグループ
ちょっと油断しますと30とか50とか
確認作業にメッセージが溜まり込む毎日。
来賓やOB、OGの席や名前のチェック
総会のタイムスケジュール、司会進行のチェックなど
失礼の無いように、スムーズな進行が行えるように
役員をはじめ委員会メンバーで手分けして
準備や設営をしておりました。
今までは、会のメイン事業を担当する委員会や
会員同士の交流や親睦を図る委員会や
研修を企画運営する委員会の所属ばかりだったのですが
総務委員会というのは
事業や会全体を会長とともに把握し
設営や運行をする。
表に現れない地味な作業が多く
会全体メンバーから
称賛されるような場面の少ない委員会。
今までの活動の中では、気づかなかった
ザ・裏方の総務委員会があってこそ
縁の下の力持ちの総務委員会があってこそ
成り立っている会だということを
今年度は、感じながら参加しております。
私たち工務店の事業としましても
「お客様が幸福でいられるお家を建てる」
これを目的に
総務委員会と同じように、表に現れない作業が
沢山ございます。
お客様がどんなお家を望んでいるのか?
表情や話し方を感じながら
引き出したり、汲み取ったりする大事な事。
建てる敷地に対して、どう建てたらお客様のお家が
地域と馴染み、そして、毎日が暮らしやすく過ごすことができるのか?
計画という作業。
毎日の暮らしを長く幸せに過ごすには
どのような意匠や動線にしたらいいのか?
間取りや意匠の計画。
毎日、また万が一でも安心して暮らせるために
耐震や温熱の計画をすること。
現場が始まると
木材の目の見せ方や癖など見ながら
丈夫にどう納めるか?
考える時間。
綺麗に仕上げるために
ひたすら納得のいくまで、刃物を仕込んだり
研ぐ作業
仕上げ材で隠れてしまう下地作業。
などなど他にも沢山ございますが
どれも大切な大切な作業や時間であります。
今回のブログテーマは、
そんな表に現れず仕上げ材で隠れてしまう「断熱作業」
これは、お客様の暮らしの質を上げ
快適に暮らせる空間づくりに大切な作業。
断熱材の最大の機能を発揮する納め方で
施工することが施工時の大切なミッション。
基礎断熱編
一つお付き合いください。
自社物件 シェアスペース
シェアスペースは、写真のような
ロフト(3坪)付き平屋
床面積24.823㎡
建築面積31.07㎡
小さな建物ですが
南に大開口木製トリプルガラスが入ります。
《枠外寸法》
横3.5m、縦2.1m
躯体温熱性能Ua値、気密性能C値とも
性能数値として「良い値」を出すのには、不利になっております。
※南の大開口の気持ち良さはとても素晴らしいです。
『剛工務店基本仕様』
躯体温熱性能Ua値
0.3[W/㎡K]以下
気密性能C値
0.3[㎠/㎡]以下
これは、住む人が健康に暮らせる住宅として
剛工務店としては外せない仕様。
https://go-koumuten.com/highly-airtight-and-highlyinsulated/
絶対にシェアスペースも仕様以上のものを
納めなければなりません。
『シェアスペース温熱気密性能』
Ua値=0.24[W/㎡K]
C値=0.3[㎠/㎡]
突発的な雨に悩まされた基礎断熱工事
昨年、6月からスタートしましたシェアスペース工事は
お客様から発注いただいた物件を進めながらとなります。
なのでなかなか手を付けられない時期もありました。
基礎工事、配管スリーブ工事を終え
いよいよ8月基礎断熱工事に
「基礎断熱材」
フェノールフォーム
熱伝導率0.02 [W/㎡K]
「外周部に接する基礎・土台廻り」
※基礎立上がり+折り返し+土台
厚み80ミリ
「耐圧版」
厚み40ミリ
「他内部立上がり」
カット余りを処分せず取付。
専用のボンドを材料全体にハケ目をつけて
配管廻りは防蟻ウレタンを充填
貼り付ける際のポイントは
出来るだけ全体が密着するように
寸法カット、圧着の仕方を丁寧に行います。
雨に濡らすなどは断熱材の性能を保つために
絶対に避けたいところです。
昨今、この時期は、昔に比べると
「突発的な雨が多発」するようになりました。
いつ降ってきてもいいように
時間ごとに施工範囲を決め
その部分だけをブルーシートを剥がしながら施工していきます。
雨も気にせずに、ブルーシートも全て剥がし
広々と作業できれば捗りも格段に上がるのですが
アプリ天気予報を30分ごとに確認しながら
熱中症にならないように
ブルーシートをかけたり
作業を始めたり、雨が降ってくるのでブルーシートを貼ったり
その繰り返しを何度も何度も繰り返し
余分な作業と神経を使い
とても奮闘したのを思い出します。
それでも頑張った甲斐もあり
性能と実際の体感は嘘をつきません。
今のこの時期では想像しにくいですが
冬場に床下点検に潜りましたら
とても暖かく床下で眠ってしまいそうなくらい。
快適な空間になっている実感ができた時はとても嬉しかったです。
大引きを支える「束」も
出来るだけ熱伝導率の低いもの
鋼製ではなくて樹脂性のものにしました。
私に、この温熱性能の建物の大切さや素晴らしさ
施工のアドバイスをくれた工務店の皆様はみんなこう言います。
「この性能を体感、実感し、この世界を知ったらもう戻れない。」
お客様が健康で暮らせるお家、持続可能な地球環境を守るためにも
使命として、責任感を持って力強く感じるお話を皆さんされます。
大寒波外気−2°の日、室内無暖房21°(16時)
造作作業しながら体感し、思ったこと
「この性能でやっていくことで、もっともっと
健康で幸せになれる人が沢山いる」
「これをやるんだ」
私も同じことを伝えます。
今後も
雨にも負けず、風にも負けず。妥協を許さず。
健康で快適な室内環境作りと
エネルギー消費の少ない住宅で
次世代へ持続可能な環境を残すために
基本仕様の軸を芯をブレずに頑張りたいと思います。
今夜、シェアスペースでは
会員委員会の役員と「会員親睦会」のミーティング。
私と守ちゃんで参加予定80名のメンバーへBBQのご依頼をいただきます。
その準備と内容の打ち合わせ。
最近、得意のタコスを
メキシコ音楽とモヒートで楽しみながら
特に新入会員さんが楽しんでいただけるように
「会員親睦会」準備をしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとういございました。
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剛工務店は群馬県伊勢崎市で、木製トリプルガラスサッシ、木製高断熱玄関ドアを使用。高気密高断熱住宅、暮らしを豊かにするお家を自然素材と匠の技でつくる大工工務店。Ua値0.3以下、C値0.3以下、耐震等級3(許容応力度計算)を基本仕様。新築、リフォーム、リノベーションを行う工務店です。
規矩準縄の家
剛工務店
代表 生形 剛
〒370-0105
群馬県伊勢崎市境伊与久3268−1
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https://go-koumuten.com/
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