省エネマイスターからアドバイザー拠点登録へ向けて 「我が家の考察」

1985

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

最近、野菜炒めの味付けにこだわり
中華料理店に引けを取らないのでは?
と、勘違いしている剛(ごう)です。

暑くなって来ました!
冷たい飲み物やエアコンで
熱中症対策を行うことも大切ですが
お身体やお腹を冷やしすぎて
体調崩さないように注意が必要な時期ですね。

もう一つ!注意として

食材が痛みやすい時期
「食材の適正な管理」
とても大切ですね。

生肉用の調理器具とまな板などの使い分け
洗い物の消毒は煮沸や熱湯で行う
衛生用の手袋を使うなど


美味しいものを安心して
食べられる環境作りにも気をつけましょう♪

栄養と睡眠をたっぷりとり
暑い夏を乗り越えましょう!

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さて、コロナも落ち着き
対面型セミナー、オンラインセミナー
展示会の案内が沢山メールに届くようになりましたね。

どれも興味深い内容のものばかりですが
時間は限られてます。
全てに参加するとはいきません。

自分や事業に必要なスキルアップ
続けることはとても大切なことです。

セミナー選定のポイントは
・今、学ぶべきこと
・今後、必要になること
・今は違うことに、時間を使う選択をすべきと判断

しっかりと時間が無駄にならないように
選ぶことを大切にしております。

先週は、いくつかのオンラインセミナーを
受けさせていただきました。

その一つ
「暮らし省エネマイスタースキルアップ」
セミナーについて
一つお付き合いください。

省エネマイスターからアドバイザー拠点へ向けて


先日、一般社団法人Forward to 1985 energy life(以下「1985」)による
暮らし省エネマイスター検定に合格、認定をいただきました。


髭が長い、、、笑

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暮らし省エネマイスターとは
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・1985が家庭生活における省エネルギーを実践、実現したいと考える一般生活者に的確なアドバイスを行う人材を育成する制度。

・省エネマイスターは、家庭の省エネルギーに積極的に関わろうとする全ての人に「過不足ない情報」を提供する。

この検定に挑むことで「住宅」というハード面から
「生活」というソフト面を学ぶことができます。

省エネを実現するために大きくは、こんな内容を
アドバイスができるように学びます。

・設備機器の選び方や使い方
・エネルギーに関わる日本の問題
・暖冷房エネルギーを減らすための断熱性能や日射遮蔽と取得
・給湯・照明・換気・家電エネルギー減らすための機器選定の仕方やの工夫
・発電
・エネルギー消費量を知る方法
・自宅の省エネ度を知る方法


地域の工務店が

「住まい」に関するプロ
+(プラス)
「省エネ」に関するプロ

になる

合格だけに満足せず役割を果たし続ける努力を
していかなければならないと思っております。


1985地域アドバイザー拠点登録へ向けて

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⁡1985 地域アドバイザー拠点とは(以下「拠点」)
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拠点の役割としましては
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地域の気候、風土、ライフスタイルに合わせた
的確な省エネルギーアドバイスを行い
生活者がより豊かに、快適に家庭生活を送れるよう
支援できる拠点となる
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拠点目標としまして
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2030年頃までに
家庭のエネルギー消費量と電力消費量を
現在の半分にすること
(1985年頃の状況に近づけること)
を目標としています。
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拠点となるための要件として
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・1人以上の「暮らし省エネマスター」がいること
・アドバイスを受けたい人が訪問できる適切な場所があること
・スキルアップセミナーに参加すること
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現在参加中の月1のスキルアップセミナーを4回行います。
先月1回目を受け、次回に向けて
課題が出ました。

その課題が、、、、

我が家の現状と1985家族達成への考察



プレゼンシートに以下のようなことを
まとめます。

・我が家の位置の概要
・外気温に対しての室温測定(2部屋)
・1985家族へ我が家の1年間のエネルギー使用量を入力
・上記を踏まえて「我が家の現状考察と改善策」をまとめ
・1985家族達成への計画
※1985家族とは、同じ地域、家族人数のお家と我が家のエネルギー消費量が比べられる。


これらを当日、参加者と講師に対して
プレゼンを行い、アドバイスや感想、
意見交換を行いスキルアップを図るセミナーです。

発表内容

ここから先は、少し長くなるのですが

「アドバイザー拠点って、こんなことやるんだ!ふ~ん」

というような感覚で、読んでもらえたらありがたいです。
文字が多くなり、イメージもしづらいので
取り組んだ課題のファイルを添付いたしますので
よろしければ見てみてください。


我が家の位置と概要


我が家は群馬県伊勢崎市という
群馬でも埼玉県寄りの南側に位置する場所にあります。

「日本一暑い町!」
昨今の夏によく報道される場所です。
冬は氷点下を下回る日も、あるか、ないか、くらい
雪も一年に一回振るか?というところです。

「上州名物 かかあ天下と空っ風」
妻の威厳が夫を上回る「かかあ天下」と
赤城山からの吹き下ろす「空っ風」が
高校生の自転車漕ぎにより脚力を上げている
そんな場所です。

省エネ地域区分;6地域
日射量地域区分;年間4、暖房期3
パッシブ地域区分;に地域

建物概要


父が30年前に建てた和風建築
・入母屋屋根
・45坪(2階15坪+ベランダ、1階30坪)
・温熱性能Ua値1.2W(㎡/K)
・1階は、ほとんど畳と真壁
・父と母が1階を生活スペースとして使用
・2階はベランダへ物干しとして通るくらいで現在ほぼ使用されていない。

「各設備機器」
暖房;エアコン3台(DK、L、寝室(父)
   購入年DKー2023年、他ー2017年
採暖;ガスヒーター3台
冷房;暖房機器と同じ
給湯;エコジョーズ2009年製24号
照明;100%LED
調理;IHヒーター
換気;各部屋に局所換気設置※24時間は稼働していない
家電;購入年TV2022、冷蔵庫2004年
※ガス、電気併用。

「我が家の1985家族判定結果」

残念ながら、、、
標準家庭の126%
48,492MJ(メガジュール)超え
マイスターとしては、すぐにでも対策をしなくては、、、、

現状考察と改善策


考察の仕方は、「建物」「暮らし方」「設備・機器」に分けて
それぞれ暖房、冷房、給湯、照明、換気、家電、調理を
考察します。

建物現状考察


全体の断熱性能悪い
特に天井の断熱性能が悪い、、、
⁡今まで私が過ごしていて、感じたこととしての考察は

〇2階〇

小屋裏にこもった熱気が輻射で
頭が特に暑い、、、頭寒温足の逆、、、
エアコンかけてもなかなか冷えない、、、
「冬」とにかく大きな窓が多いために寒い、、、


〇1階〇

上に2階空間があるため2階に比べて
夏の室温は下がる。
南側の縁側にたくさん入った
日射熱が夜間まで保たれているので
2階に比べ暖かい。
建物改善策(短期)


2階は現在使っていないので、今回は対象としない

〇1階部分〇

南側に日射遮蔽対策に
葦簀などを上手に設置をこなう。
内窓を各部屋に取り付け
断熱の性能を上げる。
暮らし方※改善策は短期に取れる対策


父、母ともに昼間は勤めに出ているため建物で過ごす時間はほぼ夜から朝。
⁡※黒字:現状考察 赤字:改善策
・日中は目隠しにカーテンをほぼ閉めている。
➡冬は南側カーテンを開け目隠しに襖を締め縁側に日射熱を溜め込み、欄間を開けることで暖かい熱を建物内側へ送る。
・お風呂が断熱性能が悪いため湯温設定が高い。
➡内窓の設置で断熱性能を上げる
・キッチンと洗面脱衣室の窓が物があり使えていない
➡整理し、自然風を有効利用する
・キッチン水栓の温水と冷水の切り替えが上手に使えていない(必要ない時でもお湯のままとか)
➡必要な切り替えを覚え改善する努力を行う
・父の照明の消し忘れが多い
・父の冷蔵庫の夜から朝までのドア締め忘れ(耳が悪いのでP音が聞こえない)
・父のリビングでTVつけぱなしの寝落ちが多い
➡上記3点は、耳が悪いので気づかないこともあるのでそこも考慮し「注意書き」で工夫し対策を行う
・トイレを24時間局所換気を回している
➡気密も関係してくるが、いずれは専用の24時間換気の設置可能な計画を建てる

設備・機器※改善策は短期に取れる対策

※黒字:現状考察 赤字:改善策
・IHヒーターの危機感知機能が優れすぎなのか?ちょっとした加減で切れる
➡説明書を理解し再設定もしくは、仕組みを理解する
・暖房に室温をはじめ温めるエアコンだと室温が上がるのが遅いためエネルギー消費の大きいガスヒータを使ってしまう。
➡予約設定の活用。もしくは、遠隔操作できる家電のシステムを取り入れ帰宅前にエアコンスイッチを稼働。
・給湯器が2009年製なので不具合が出始めている。
➡エネルギー効率の良いものに交換
・換気は全ての部屋に局所換気がついているが使っていない物が多い
➡使っていない換気扇を撤去し、気密を施し塞ぐ。

2030年までに1985家族達成への計画


中・長期の2030年までの計画としまして
・父と母の年齢的なこと
・資金面のこと
・改修を行うのに建物の作りとしては非常に難しい建物であること
こんなことを今回は考慮して
我が家の今後の計画を考えました。

1階2階全体
父と母の生活スペースをできるだけ
一筆書きの断熱気密の連続性を考え
断熱の区画改修を行う。
現状のまま同時に気密施工も行い
24時間換気も計画に含める

《期待する効果》
・建物の断熱性能向上による省エネルギー
・ヒートショック対策
・室内空間の質が上がり、心身共に健康的に暮らせる

《断熱・気密工事やり方として》
・階間の1階天井に断熱気密施工を行う
・階段部分は開閉できるように塞ぐ。
・壁面は外張りか?内側断熱か?今後の課題
・床面は床下を断熱気密施工を十分に行う。
・内窓の設置を行う。
目指すUa値は0.3W(㎡/K)以下。

これで父と母に、健康的な生活を送ってもらう。

以上となります。

今回、取り組んで気づいたこと大切な2点


「1点目」
この機会がなければ流れにズルズルと流れ
その場しのぎの過ごし方になり、何もやらない可能性大。
改めて、慣れて過ごしてしまっている住まいの環境が
「1985家族達成」を基準に目線を合わせ考察すること
参加者や講師からの意見やアドバイスを受けることで
自宅の冷暖房負荷のかかりすぎている部分や
設備の無駄や暮らし方の工夫点が改めて再発見でき
意識が向上するきっかけなり、住まいと家族の今後の計画を考える
良いキッカケになったことがとても良かった点が1つ。


「2点目」

《家族だから「暮らし方」の現状考察と改善策がここまで
できたことは大変興味深いし、素晴らしい考察でした。》
と、講師にお褒めの言葉をいただきました。ですが
⁡ここで大切なことは

~~~~~~~~~~~~~~~~~
お客様と家族同様の関係性になれるか
~~~~~~~~~~~~~~~~~

それには
「信頼のあるアドバイザーになること」
当たり前のことのようだけれど
ここがアドバイザー拠点登録へ向け、
スキルをつける重要な点なのだと
思いました。

しっかり、家族同様に改善策を引き出し、
計画できるアドバイザースキルを
身につけていこうと思います。

毎回、アドバイザー拠点に向け、学びをいただいている1985辻代表。
一緒に学びながら「気づき」を沢山くれる水上さん。
いつもありがとうございます。
残り2回、指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

ブログ終わりに皆さんに質問です


日差しの強い夏の日。
スーパーへ買い物へ。
着いた駐車場、皆さんならどちらに停める?

a,日が当たる建物近くのスペース
b,ちょっと建物から遠いけれど、日陰のスペース

どんな点を大切だと考えて選んだのかな?

最後までお付き合いいただきありがとういございました。

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剛工務店は群馬県伊勢崎市で、高気密高断熱住宅、暮らしを豊かにするお家を自然素材と匠の技でつくる大工工務店。Ua値0.3以下、C値0.3以下、耐震等級3(許容応力度計算)を基本仕様。新築、リフォーム、リノベーションを行う工務店です。

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